2018/11/02 ニュース
上組、バイオマス発電燃料の保管・輸送事業を開始

 物流大手の上組(神戸市)は10月31日、バイオマス発電燃料のサイロ保管・輸送事業を始めると発表した。同日付で全農サイロ神戸支店の物流拠点(同)を購入し、木質ペレットの供給基地として改造して使用する。物流拠点は敷地面積3万8058㎡、収容能力8万9160立法mで、2023年から本格稼働する予定。このため、三菱商事と連携し、輸入する本船の荷役、サイロでの保管と発電所までの内航輸送業務で契約を締結した。同社が供給する木質ペレットは、関西電力と三菱商事パワーが設立した発電事業会社「相生バイオエナジー」の相生発電所2号機(相生市、燃料転換後の出力約20万kW)で利用される。