タクマが11月8日に発表した平成31年3月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高506億4500万円(前年同期比9.1%減)、営業利益37億5100万円(0.5%増)、経常利益42億8200万円(4.6%増)、当期利益30億3400万円(2.3%減)の最終減益となった。同期の環境・エネルギー(国内)事業は、受注高770億5000万円(344億6200万円減)、売上高380億7200万円(50億9300万円減)、営業利益45億5200万円(2億7400万円増)と減収増益だった。国内でごみ焼却炉の新設と基幹改良を2件ずつ受注したほか、バイオマス発電設備も新設と運営委託を1件ずつ受注している。しかし、バイオマス発電設備の受注案件が減少するなどしたためこの結果となった。環境・エネルギー(海外)事業は、受注高3億4100万円(28億100万円減)、売上高18億9300万円(1億4200万円増)、営業利益1億円(2500万円増)となった。新設プラント案件がなく受注高は減少したが、バガス焚きのボイラープラント工事が進捗したため増収を確保した。民生熱エネルギー事業は受注高97億3800万円、売上高75億4500万円、営業利益1億円と前年同期並みだった。更新案件やメンテナンスの受注が好調だったという。現在は受注済み案件の工事が順調なほか、第3四半期以降もバイオマス発電設備の受注などを見込む。通期は全社で売上高1190億円(0.7%増)、営業利益104億円(3.7%増)、経常利益110億円(3.1%増)、当期利益80億円(1.9%増)と増収増益を見通す。
2018/11/12 ニュース
バイオマス発電設備減少などで受注・売上減に タクマ
2018/11/08
2018/11/08
2018/11/08
2018/11/08
2018/11/08