ワコールは2月12日(「ブラジャーの日」)~4月22日(アースデイ)の期間中、国内の百貨店、下着専門店、直営店など約800店舗で使用済みブラジャーのリサイクル活動を行った。2008年からブラ・リサイクルとして取り組んできたもので、回収したブラジャーを22.45tのRPF((Refuse Paper & Plastic Fuel=産業用固形燃料、写真)に加工した。
ワコールは店頭で、顧客が持参した不用なブラジャーが入っている回収袋「ブラ・リサイクルバッグ」を5万8798袋回収。RPFに加工し前年比41%増の加工量となった。生成したRPFは製紙会社などが燃料として引き取る予定。RPFは比較的良質の産業廃棄物で生成されるため燃焼カロリーがコントロールできるほか、少量のエネルギーで製造でき、塩化ビニールなどが含まれないこともあり、利用量が増加している