日立造船は10月10日、子会社のHitachi Zosen Inova AG(本社スイス)が、ドイツでメタン発酵槽などのバイオガス製造設備を受注したと発表した。 独アンレヒテ市内に建設されるバイオガスプラント向けの設備で、Entsorgungswirtschaft Soest GmbHから受注したもの。新設備は、有機性廃棄物を年間約1万5000t処理する能力を持ち、廃棄物からバイオガスを年間150万N立法m製造する。これを併設するコージェネレーションシステムで使用し、その発電量は3.5GWhという。発電した電力は、一部を地元の電力会社に外販し、発電過程で発生する排熱は新設備で再利用する。竣工は2020年の予定で、同社の乾式メタン発酵技術「コンポガス」方式を採用する。今回の案件は、同国内で22件目のコンポガス技術を採用したバイオガス製造設備となる。
2018/10/11 ニュース
日立造船、子会社がドイツで発電用バイオガス製造設備を受注
2018/10/11
2018/10/11
2018/10/11
2018/10/11
2018/10/11