三菱UFJリース(東京都千代田区)は9月27日、米子バイオマス発電合同会社(鳥取県米子市)に匿名組合出資を行うと発表した。米子バイオマス発電には中部電力、東急不動産も出資する。この案件は、シンエネルギー開発(群馬県沼田市)が主体になり、米子市に出力5万4500kW、年間発電量約3.9億kWhの木質バイオマス専焼の発電設備を建設・運営するもの。燃料は木質ペレットやパーム椰子殻を使用し、設備は2019年9月に着工する予定となっている。稼動は2022年3月を見込む。建設資金などは、米子バイオマス発電が三井住友信託銀行がアレンジャーを務める金融機関団からプロジェクト・ファイナンス形式で調達する。設備の竣工後、同社と東急不動産は完全子会社を通じて、共同で米子バイオマス発電のアセットマネジメント業務を受託する。また、中部電力とシンエネルギー開発は、プロジェクト・マネジメント業務を受託する。米子バイオマス発電の出資比率は、▽同社・30%、▽中部電力・30%、▽東急不動産・30%▽シンエネルギー開発・10%--となる。
2018/10/01 ニュース
三菱UFJリースほか、米子市のバイオマス発電事業会社に出資
2018/10/01
2018/09/27
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