2018/09/27 ニュース
三菱ガス化学、グループの電力供給のため子会社を設立

 三菱ガス化学(東京都千代田区)は9月26日、全額出資で新会社「MGCエネルギー」(同)を25日付で設立したと発表した。同社のグループ企業などに電力を供給するため設立され、電力の外販も行う。社長には満田信一・同社特別理事が就任した。参画している福島県相馬港の天然ガス火力発電事業でも、予定出力118万kWから約10万kW相当の電力を引き取ることを予定している。同社は、グループ全体のコスト競争力を維持するためには、電力を安価で安定的に調達する必要があると判断した。このため、近年の電力の自由化や電力システム改革、それに伴う今後の規制変更に機動的に対応し、最適な形で電力を調達するため新会社を設立した。