トヨタ自動車は9月21日、トヨタ・モビリティ基金が今年度の水素社会構築に向けた革新研究助成で研究テーマの募集を始めると発表した。同基金は昨年創設され、今回は▽水素製造、▽水素貯蔵・運搬、▽水素の利用、▽エネルギーシステム、▽水素を活用した社会システム提案(今回新設)--の5分野でテーマを募集する。中でも、水素の低炭素化、CO2フリー化、水素と水素システムの大幅な低コスト化に貢献すると考えられるものを公募する。国内の大学、公的機関が対象で、助成額は1件当たり1000万円が上限となっている。今回は10~20件程度・総額約1億円規模を募集する。助成期間は研究内容によるが1~3年程度で、同基金に寄せられたテーマは大学・公的研究機関など水素やエネルギー関連の有識者からなる評価委員会が審査する。
2018/09/25 ニュース
トヨタ、基金で今年度の水素社会構築の研究テーマを募集
2018/09/25
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