2018/09/25 ニュース
横河電機グループ、再エネ機器向けに高精度電力計を発売
 横河電機は9月20日、グループ会社の横河計測(東京都武蔵野市)が、高精度電力計プレシジョンパワーアナライザ「WT5000」を10月11日に発売すると発表した。新製品は、電気自動車(EV)や、太陽光発電など再生可能エネルギー関連機器の開発に最適だという。WT5000は、従来機種の「WT3000E」を改良し、新機能を追加したもの。電力基本確度は±0.03%、直流電力確度は±0.07%で、エネルギー変換効率などをより正確に評価できる。また、モジュール形式を採用しており、1台で最大7エレメントの入力が可能。必要に応じ、エレメントの入れ替えや追加もできる。さらに、EVに搭載されるインホイールモーターの測定などを想定し、最大4モーターのトルクと回転速度の2種類を同時測定できるオプション機能も追加した。同社はEVなどを製造するカーメーカーや、風力発電など再生可能エネルギー関連の機器メーカーなどに売り込んでいく方針。