2018/09/11 ニュース
JERAなど3社、五井火力発電所更新の共同開発で基本合意

 JERAは9月6日、JXTGエネルギー、東京電力フュエル&パワー(東電FP)の両社と五井火力発電所更新計画の共同開発検討で基本合意書を締結したと発表した。この計画は、千葉県市原市の東電FP五井火力発電所敷地内に出力234万kW(78万kW×3系列)のガスタービンコンバインドサイクル発電設備を建設するもの。ガスタービンの燃焼温度は1650℃級と、国内の火力発電設備でも最高レベルとなる。稼動は2023~2024年を予定している。環境影響評価法に基づく手続きは今年5月に終了しており、今後JERAとJXTGは、今年度中を目途に計画の実施主体となる合弁会社を共同出資で設立することを目指す。東電FPは、新会社に発電所用地を提供するなどで貢献する。