2018/09/07 ニュース
電源開発、仏エンジーと洋上風力発電で協業体制を構築

 電源開発は9月6日、フランスの総合エネルギー企業エンジーと、電力関連事業で協業する覚書を締結したと発表した。両社は覚書に基き、日本の一般海域で浮体式洋上風力発電を事業化する共同研究を進めていく。同時に、日本や欧州などで、幅広く協業していくための協議を行う。エンジーは、天然ガスと再生可能エネルギー起源の低炭素発電などをコアビジネスに位置づけ、世界各国に約1億1270万kWの発電設備を保有している。洋上風力発電分野でも20年以上の経験を有し、現在250万kWの洋上風力発電案件を開発中。近年は浮体式洋上風力発電にも注力していることから、再生可能エネルギーの新規開発100万kWを掲げる同社と方向性が一致。今回の覚書締結となった。