インフラサービス事業などを行うTOKAIホールディングス(静岡市) は8月13日、再生可能エネルギー電力(再エネ電力)を販売するみんな電力(東京都世田谷区)の第三者割当増資を引き受けると発表した。同時に、同社が再生可能エネルギー事業に参入するための資本業務提携でも合意した。同社は今回の提携で、再生可能エネルギー電力のや蓄電池の販売・メンテナンスなどを行う新会社を設立する。今月にも新会社設立の準備室を設置し、11月には事業計画を公表する。新会社の設立は2019年4月の予定で、みんな電力と事業化の検討を進める。新会社は、▽2019年にFIT制度が終了する太陽光発電設備を、みんな電力が開発するブロックチェーン技術を活用した新サービスに応用する検討を進める、▽それらの設備や自治体、民間企業が発電した再エネ電力を買い取り、公立学校や庁舎、地域の法人・個人に提供するモデルを確立する、▽RE100に加盟しているなど、環境意識の高い法人企業、自治体向けに再エネ比率の高い電力を提供、▽再エネ比率が100％のプレミアムプランのメニュー化を検討する－－などのメニュー化、各種検討を進める。