2018/08/13 ニュース
東芝エネルギー、敦賀市と水素流通で基本協定を締結

 東芝エネルギーシステムズは8月6日、福井県敦賀市と水素サプライチェーンの構築に関する基本協定を締結したと発表した、同日に締結式を行っており。今年度から3年間、敦賀市内で水素サプライチェーン構築を検討する。この検討は敦賀市の「敦賀市産業間連携推進事業費補助金」を活用して行う。検討の一環として、同社は自社の水素エネルギーシステム「H2Oneマルチステーション」を市内に設置する、これは、自立型水素エネルギー供給システムの「H2One」と地産地消型の再エネ水素ステーション「H2Oneステーションユニット」を組み合わせたもの。水素製造に必要な電力は、近接する太陽光発電設備から電力の供給を受ける予定。H2Oneマルチステーションは、これが国内で初の導入事例となる。