太平電業が8月10日に発表した平成31年3月期第1四半期連結決算によると、同期の業績は売上高206億2700万円(前年同期比5.7%増)、営業利益8億6200万円(9.1%減)、経常利益10億9300万円(3.8%増)、当期利益7億3900万円(5%増)の増収増益となった。同期の建設工事部門は売上高69億1800万円(21.1%増)、セグメント損失2100万円(177.5%減)、受注高23億5000万円(81.2%減)と大幅な受注減となった。受注減は海外工事の減少が要因だが、売上高は海外工事、自家用火力発電設備工事の増加で部門全体でも増加している。補修工事部門は売上高137億900万円(0.6%減)、セグメント利益17億700万円(2.2%増)、受注高166億8000万円(16.9%増)となった。受注高は、事業用火力発電設備工事が減少した一方、原子力発電設備工事などの増加がカバーした。売上面でも、原子力発電設備工事が増加したが、事業用火力発電設備工事と自家用火力発電設備工事が減少した。このためほぼ横ばいでの推移となった。通期は全社で売上高967億円(18.8%増)、営業利益63億9000万円(79.3%増)、経常利益69億円(101.6%増)、当期利益45億8000万円(100.2%増)と増収増益の見込み。
2018/08/13 ニュース
火力、原子力などの貢献で売上高5.7%増 太平電業
2018/08/13
2018/08/13
2018/08/10
2018/08/10
2018/08/10