2018/08/08 ニュース
太陽光は増収もSPC設立遅延などで弱含み 明治機械

 明治機械が8月7日に発表した平成31年3月期第1四半期連結決算によると、同期の業績は売上高11億2900万円(前年同期比14.8%増)、営業損失4500万円(前年同期は6300万円の営業利益)、経常利益100万円(96.8%減)、当期利益は計上せず(5300万円の当期利益)の大幅減益となった。主要3事業中、同期の太陽光関連事業は売上高2億3000万円(6200万円増)、営業損失1000万円(1800万円の改善)と増収を確保した。しかし、販売用分譲案件の引き渡し件数が弱含みだったこと、同社がアレンジャー企業を務めるメガソーラー案件で、特別目的会社(SPC)設立の手続きが完了しなかったことなどが足を引っ張った形となった。通期は全社で売上高99億2100万円(38.7%増)、営業利益5億1100万円(185.5%増)、経常利益4億9400万円(157.3%増)、当期利益4億1800万円(1.7%増)と最終増益を見通す。