電源大手のダイヘンが8月2日に発表した平成31年3月期第1四半期連結決算によると、同期の業績は売上高339億6200万円(前年同期比7.8%増)、営業利益15億2100万円(13.4%減)、経常利益17億2800万円(11.3%減)、当期利益11億4400万円(8.8%減)の最終減益となった。主要4事業中、電力機器事業は売上高132億1300万円(3.8%減)、営業利益1億7600万円(5億7800万円減)と振るわなかった。その反面、受注高は166億1900万円(1.5%増)とc増加している。受注増は受変電システム事業を強化した成果だが、太陽光発電関連の投資が縮小し、電圧調整機器の需要が減少したことが売上高に響いた。また、耐震補強工事に伴う減価償却費の増加や素材価格の上昇なども悪影響をもたらした。通期は全社で売上高1570億円(5.1%増)、営業利益105億円(4.4%増)、経常利益105億円(2.5%増)、当期利益70億円(2.5%増)と増収増益を見通す。
2018/08/06 ニュース
太陽光向け電圧調整機器の減少などで電力部門が減益 ダイヘン
2018/08/06
2018/08/06
2018/08/06
2018/08/06
2018/08/03