2018/07/27 ニュース
静岡県、創エネ・蓄エネで技術開発などの協議会を設立
 静岡県経済産業部産業革新局エネルギー政策課は7月25日、「静岡県創エネ・蓄エネ技術開発推進協議会」を設立すると発表した。7月31日に設立総会をレイアップ御幸町ビル(静岡市)で開催する。協議会には23日現在で、公募に申し込んだ県内外企業52社のほか、大学・研究機関、産業支援団体、県内自治体など102企業・団体が参加している。同協議会は、産学官金が連携し、再生可能エネルギーや蓄電池など創エネ・蓄エネに関する技術開発や実用化を促進するため設立される。協議会の発足で、地場産業のエネルギー関連事業への参入を促進したり、エネルギーを軸とした新たな次世代産業の創出を目指すねらいもある。当日は、設立趣旨、規約、事業計画などのほか設立を記念した講演も行われる。杉山範子・名古屋大学大学院環境学研究科持続的共発展教育研究センター特任准教授の「エネルギーを基軸とした地域創生、地域からの挑戦」のほか、棚橋克人・資源エネルギー庁新エネルギー課課長補佐の「再生可能エネルギー等の技術開発の動向と今後の展望」の2題が予定されている。このほか、高木英行・産業技術総合研究所エネルギー・環境領域創エネルギー研究部門エネルギー触媒技術グループ研究グループ長が「創エネ・蓄エネ分野の技術開発に向けた取り組み」と題して情報提供する。