富士電機が7月26日に発表した平成31年3月期第1四半期連結決算によると、同期の業績は売上高1958億1500万円(前年同期比12.0%増)、営業利益63億5400万円(125.3%増)、経常利益73億5200万円(163.2%増)、当期利益53億7500万円(374.8%増)の大幅増益となった。全6部門中、発電部門の売上高は245億円(44%増)、営業利益は10億円(2億円増)とこちらも好調に推移した。火力・地熱発電設備、太陽光発電システムの案件が増加し、売上高、営業損益ともに前年同期を上回った。一方、パワエレシステム・エネルギーソリューション部門も売上高448億円(10%増)、営業利益13億円(3億円増)と増収を確保。エネルギーマネジメント分野が堅調で、エネルギーマネジメントシステムと産業向け変電機器の売上高、営業利益が前年実績を越えた。施設・電源システム分野は大口案件が増加し、売上高は前年同期を上回ったが、案件の差などで営業利益は前年同期以下となった。通期は売上高9000億円(0.7%増)、営業利益585億円(4.5%増)、経常利益600億円(7.1%増)、当期利益395億円(4.6%増)と引き続き増収増益の見通し。
2018/07/27 ニュース
太陽光設備の案件増などで当期利益374%増 富士電機
2018/07/27
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