2013/06/06 ニュース
インターアクション、3年間で200MWの分散型電源を開発
 太陽電池検査装置などを販売するインターアクション(横浜市金沢区)は、今後3年間で再生可能エネルギーなどの分散型電源を整備する。メガソーラーやガスタービン火力発電などの電源200MW分を、約600億円を投じて中国の大全集団と共同開発する。現在、初案件が進行しており、両社は並行して土木に強い建設事業者を探している。
 
 このため、両社は共同で発電事業の合同会社「アイディアルソーラー」を設立。鹿児島県鹿屋市に第1号案件となる「アイディアルソーラー鹿屋市高隈発電所 」を建設する。出力規模は1500kWで、インターアクションの245W太陽電池モジュールを使用。12月の完成と売電開始を見込む。この事業は信託受益権スキームで行われるため、アイディアルソーラーは、みずほ信託銀行と不動産管理処分信託契約を締結した。今回の信託契約は、みずほ信託銀行の太陽光発電設備に関する信託受託の第1号案件となった。両社は昨年末の時点で鹿児島県など4県に候補地を見つけており、順調に土地取得の交渉が進めば23MW分の敷地を確保できることになる。両社は平成25年~26年にかけて計60MWを開発する予定。