2013/06/05 ニュース
住商、全国3か所で13MW以上のメガソーラーを建設
 住友商事は、北海道苫小牧市、愛媛県西条市、福岡県北九州市の3か所で、出力13MW以上のメガソーラー(完成予想図)を総額約180億円を投じて建設する。設備容量は計49MW(太陽光パネル60MW)で、住友商事が出資する各事業会社が運営する。資金調達は三井住友銀行がリードアレンジャーとしてプロジェクト・ファイナンス(事業の収益性を担保とする資金調達方式)形式のシンジケートローンを組成し調達する。
 
 北海道苫小牧市では、同社と住友商事北海道、石油資源開発が出資し事業会社「ソーラーパワー苫小牧」を設立。設備容量13MW(太陽光パネル15.2MW)のメガソーラーを来年11月の完成予定で建設する。愛媛県西条市では、同社が「ソーラーパワー西条」を設立し、23MW(太陽光パネル28.7MW)のメガソーラーを建設する。この設備は3か所中、出力規模が最大の設備で、平成27年4月の完工を予定している。福岡県北九州市では、同社と住友商事九州が「ソーラーパワー北九州」を設立。来年7月の完成予定で13MW(太陽光パネル16MW)のメガソーラーを建設する。以上の事業では、住友商事がいずれも主出資者となっている。