2013/06/03 ニュース
平成24年度の太陽光発電設備、非住宅用は1251%増
 太陽光発電協会は5月31日、平成24年度の太陽電池セル・モジュール出荷統計を公表した。それによると、太陽電池セル・モジュールの前年度出荷量は437万1284kW(前年比62.8%増)の大幅増となった。今回は34社からのアンケート調査を基に集計した。
 
、輸出は56万1833kW(56.2%減)と減少した一方、国内出荷量は380万9451kW(171.3%増)と相変わらず国内需要が市場を牽引した形となった。材料別では、シリコン単結晶が155万5349kW(51.3%増)、シリコン多結晶が201万3295kW (97.2%増)と大幅増。シリコン薄膜とその他は80万2630kW(26.1%増)だった。モジュールの用途別では、一般電力用は380万9156kW(171.3%増)となり、このうち住宅用が186万8969kW(55.0%増)と伸長したほか、非住宅用は193万2409kW(1251.5%増)と大幅な伸びを記録した。
 
 第4四半期(今年1~3月)では、国内のセル・モジュール総出荷量は186万3927kW(前年同期比236.3%増)で、国内出荷量は173万3977kW(342.9%増)、輸出は12万9950kW(20.2%減)となった。モジュールの用途別国内出荷量では、住宅用が56万2958kW(69.9%増)、このうち発電事業用は40万7506kW(5186.8%増)とこちらも大幅増だった。