2013/06/03 ニュース
大和ハウスグループ、福岡県にグループ最大のメガソーラーを建設
 大和ハウスグループの大和ハウス工業社(大阪市)と大和エネルギー(同)は、福岡県宮若市の旧貝島炭鉱跡地(敷地面積約30万㎡)にグループ最大規模の総出力19.5MWのメガソーラー(完成予想図)を6月に着工する。発電所は3か所に分かれ、1号発電所「宮若太陽光発電所」の出力は16MW(敷地面積約23万㎡)、2号発電所「宮若第2太陽光発電所」は1.9MW(約3万8000㎡)、3号発電所「宮若第 3太陽光発電所」は1.5MW(約3万2000㎡)となる。年間発電量は約2000万kWh/年と約4224世帯分の電力量に相当する。
 
 設備は土地所有者の三菱UFJリースが所有し、大和エネルギーがリースして運営する。6月に2・3号、7月に1号を着工し、完成・稼働開始は2・3号が10月、1号は来年3月を予定。発電する電力は全量を九州電力に売電し、年間約8億円の売電収入を見込む。今回着工するメガソーラーは、九州地方では7番目、福岡県内では3番目の規模。設計施工と運営管理は一貫して同グループで行う。太陽光発電モジュールはLGエレクトロニクス製の単結晶モジュールを約8万8000枚使用。パワーコンディショナーは、東芝三菱電機産業システム製のものを調達する。同グループは自社を含む企業や自治体の未利用地活用を進め、平成27年度までに100MWの再生可能エネルギー発電事業に着手する。