2013/06/04 ニュース
持ち運べる太陽光発電・蓄電機、岐阜市ベンチャーが開発
 岐阜市のベンチャー企業、ベーシスはこのほど、可搬式の太陽子発電・蓄電機「モノリス」を開発し発売した。市の岐阜市事業創造支援補助金「新規事業開発補助金」を活用して開発したもので、40Wパネル、リチウムフェライトバッテリーなどで構成される。総重量は9kg~13kg。
 
 この発電・蓄電機は1回6時間の240whバッテリー充電でテレビなら4時間、LED電球の場合は32時間の使用が可能。医療用精密機器にも使用できる正弦波を出力する。設計面でも子供から大人までスイッチ一つで使用できるよう配慮されているという。同社は、大学との共同研究も念頭に改良を続け、販路を開拓しながら、将来は風力・小水力発電などを含む再生可能エネルギーの小型発電蓄電機を開発・製造する意向。