イーレックスが5月10日に発表した平成30年3月期連結決算によると、同期の業績は売上高469億4800万円(前期比50.6%増)、営業利益48億1300万円(36.2%増)、経常利益45億4000万円(41%増)、当期利益30億3800万円(58.5%増)の増収増益となった。同期は、低圧分野で家電量販店やケーブルTV、地方自治体の出資先企業などとパートナー契約締結を進め販路の開拓に注力した。全国の販売代理店で営業活動を強化したほか、新たな代理店とも協業を進め、各種キャンペーンやその他周辺サービスを組み合わせた販売サービスを展開した。高圧分野・低圧分野ともに高圧分野では既存顧客を囲い込むため、販売代理店と顧客との接点を増やした。これらの施策で、電力供給施設数は今年3月末の時点で、高圧分野では約1万900件(600件増)、低圧分野では約9万9000件(5万件増)と順調に推移した。発電事業では、出資している豊前ニューエナジー合同会社の豊前バイオマス発電所(福岡県豊前市、出力75MW)が昨年10月に着工し、平成31年度後半の稼動を予定している。沖縄うるまニューエナジーの中城バイオマス発電所(沖縄県うるま市、49MW)も、今年3月に投資を決定し、平成33年中の稼動を見込む。今期は全社で売上高694億500万円(47.8%増)、営業利益69億2800万円(43.9%増)、経常利益66億1700万円(45.7%増)、当期利益40億2600万円(32.5%増)と、引き続き増収増益の見通し。
2018/05/14 ニュース
高圧・低圧ともに受注確保し増収増益 イーレックス
2018/05/14
2018/05/14
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