タクマが5月11日に発表した平成30年3月期連結決算によると、同期の業績は売上高1181億9800万円(前期比1.6%増)、営業利益100億2900万円(8.6%減)、経常利益106億6900万円(8.1%減)、当期利益78億4700万円(8.2%減)の増収減益となった。主要4事業中、環境・エネルギー事業(国内)は売上高900億7500万円(0.6%減)、営業利益は104億8700万円(10.6%減)と減収減益に終わった。受注高は主力のごみ焼却発電設備やバイオマス発電設備の受注などが見られたものの、1488億9200万円(8.9%減)となった。一方、環境・エネルギー事業(海外)は売上高34億100万円(53.1%増)、営業利益は7800万円(1億5400万円の営業損失)と業績が改善した。受注高はバイオマス発電ボイラー、海外プラントのメンテナンス受注などで38億7300万円(26.1%増)を確保。民生熱エネルギー事業は、貫流ボイラーや真空式温水機の更新需要などを取り込み、売上高は173億2100万円(0.9%増)、営業利益は10億1500万円(10.8%増)、受注高は176億9600万円(5.8%増)とそれぞれ増加した。今期は全社で売上高720億円(0.7%増)、営業利益75億円(24.1%増)、経常利益89億円(12.8%増)、当期利益65億円(7.2%増)と増収増益を見込む。
2018/05/14 ニュース
国内より海外受注が好調、約3割増に タクマ
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