2018/05/14 ニュース
消化ガス発電分野などで受注高が約4割増に 月島機械

 月島機械が5月11日に発表した平成30年3月期連結決算によると、同期の業績は売上高850億9500万円(前期比21.8%増)、営業利益44億3000万円(26.3%増)、経常利益47億5900万円(23.9%増)、当期利益29億4000万円(35.5%増)の増収増益となった。主要3事業中、主力の水環境事業は売上高461億4600万円(11.9%増)と増収だったが、営業利益は28億7300万円(7.2%減)と減益に終わった。反面、国内でPFI、DBO事業の増加傾向を取り込むため営業活動を推進し、受注高は622億8300万円(39.5%増)と大幅な伸びを記録。FIT制度を活用した、汚泥消化ガス発電事業で複数の案件を受注し、長期安定収益事業の比率を拡大に注力した。今期は全社で売上高900億円(5.8%増)、営業利益63億円(42.2%増)、経常利益65億円(36.6%増)、当期利益43億円(46.3%増)と引き続き増収増益を見込む。