NTTファシリティーズは、佐賀県小城市に建設していた大型太陽光発電設備「F小城太陽光発電所」(写真)を竣工した。同発電設備は太陽電池容量が1.27MW、想定年間発電量は約1400MWhと一般家庭の消費電力約4415世帯分に相当する。
設置場所は三菱マテリアル建材、丸福建設の保有地。今回の設置工事では、自社開発のスチール製V型架台を使用した。これはV型の支柱構造で、強度の確保と部材数・接合部数の低減を両立しており、従来品比で構築費を約30%削減できる。パネルは容量290Wの多結晶太陽電池モジュールを採用。また、自社開発の発電診断システムを導入し、気づきにくい故障や不具合、発電量などを診断できるようになっている。