2018/02/19 ニュース
JFEE、タイで産廃焼却発電設備を受注

 JFEエンジニアリングは2月16日、丸紅から発電容量8630kWの産業廃棄物焼却発電設備を受注したと発表した。最大処理能力は360t/日(ストーカ炉1炉で構成)で、タイ南東部のへマラートチョンブリ工業団地内に2019年12月末までに建設される。受注した設備は、仏スエズエンバイロメントと、同国のWHAユーティリティーズ アンド パワー、グロウエナジーの合弁会社であるチョンブリクリーンエナジーが運営するもの。客先の丸紅が元請となり、同社は主要機器の設計・調達と据え付けを担当する。なお試運転時には、同社からスーパーバイザーも派遣する。この案件は、スエズ エンバイロメントが東南アジアで初めて実施する産業廃棄物発電事業となる。今回の商談では、同社の固有技術「ハイパー火格子」や「2回流ガス流れ」などの実績が評価され、受注に結び付いた。