JFEエンジニアリングは2月7日、同社の子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ(SBG)がドイツで廃熱回収ボイラーの更新を受注したと発表した。同国ケルン市の石油化学メーカー、イネオス マニファクチャリング ドイチュランドから受注したもので、受注金額は約80億円という。昨年11月に着工しており、工期は35か月間。新設備は、イネオスのエチレンなどを生産するプラントに付帯し、生産過程で発生する残余ガスを燃料にする。イネオスはエネルギー効率の向上と環境負荷低減のため、旧設備の更新を決めSBGに発注した。新設備は108気圧、温度530℃の蒸気を毎時240t生成する。発生する蒸気は、発電と石油化学製品の製造に使用し、発電する電力は同プラントで使用される電力の3分の1を賄う。
2018/02/09 ニュース
JFEEグループ、独企業から廃熱回収ボイラーを80億円で受注
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