2018/02/07 ニュース
宮城県、地中熱利用研究会を発足
 宮城県環境生活部環境政策課は2月2日、21日にTKPガーデンシティ仙台勾当台(仙台市)で「みやぎ地中熱利用研究会」の初回会合を開催すると発表した。同研究会は産・学・官の連携組織で、地中熱エネルギーの利用促進と関連産業の育成を目的に設立される。今後は、技術勉強会や現地の視察、具体的な導入事例を基にした投資回収のケーススタディなどの活動を行う。初回会合では、土屋範芳・東北大学大学院環境科学研究科教授の「東北大学の地中熱利用の研究状況・成果を踏まえた今後の産業振興展開に向けた期待」、笹田政克・地中熱利用促進協会理事長の全国の地中熱利用の状況と今後普及を加速・拡大していくために必要となる視座と取り組み」の2氏による講演が行われる。県では、初回会合に40名程度の出席を見込んでいる。