電源開発が1月31日に発表した平成30年3月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高6346億9000万円(前年同期比19.5%増)、営業利益1001億3100万円(41%増)、経常利益1007億1100万円(59.2%増)、当期利益656億5900万円(47.3%増)の増収増益となった。同期は、電気事業の燃料価格と火力発電所の利用率が上昇し増収となった。また、為替差益などが利益面で寄与する形となり、増益を確保した。販売電力量は、水力が出水率が前年同期の93%から102%に上昇したことなどで71億kWh(9.9%増)と増加。 火力も、発電所利用率が74%から79%に上昇し(個別実績)、424億kWh(7.3%増) となった。海外事業も115億kWh(1.8%増) となり、電気事業全体では501億kWh (7.6%増)の販売を記録した。一方、燃料費の増加で営業費用は5346億円(16.2%増)となり、これに営業外費用を加えた四半期経常費用は5575億円(14.8%増)と増加した。通期は全社で売上高8580億円(15.3%増)、営業利益1060億円(29.7%増)、経常利益1050億円(56.4%増)、当期利益730億円(76.2%増)と大幅な増益を見込む。
2018/02/05 ニュース
燃料価格上昇などで売上高が約2割増に 電源開発
2018/02/05
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