コスモ石油の子会社エコ・パワー(東京都品川区)は5月23日、福島県会津若松市に建設する風力発電所「会津若松ウィンドファーム」を着工し、安全祈願祭を行った。
会津若松ウィンドファームは、会津若松市内に出力2000kWの風車8基を導入し、1万6000kW体制で発電を行うもの。当初の予定では10基体制で2万kWを発電する計画だったが、平成23年10月に9基体制で1万8000kWに、平成24年6月に1万8000kW体制から現行の計画へと徐々に規模を縮小させている。営業運転は平成27年3月に開始する予定。この事業は、経済産業省が東日本大震災の被災地で行う発電事業などを助成する「再生可能エネルギー発電設備等導入促進支援復興対策事業費補助金」の対象案件となっている。