2013/05/24 ニュース
ABB、太陽光発電向けPCの種類を拡充

 

 ABB(日本本社:東京都渋谷区)は大容量太陽光発電向けのパワーコンディショナー(PC) 、「PVS800」シリーズに875kW、1000kW用の機種を追加した。両機種は5月29日から東京ビッグサイトで開催される展示会「スマートコミュニティ2013」に出展される。
 
 PVS800は、PC単機では国内最大級の容量を確保。最大効率98.8%、部分負荷効率98.6%を達成しており、出力2MW以下の太陽光発電設備でも、複雑なシステム構成の単純化に寄与するという。新機種は制御電源の電源消費量を700Wに抑え、高効率化を図った。PVS800は従来品比で電力密度が45%改善し、流通しているPCではkW当たりの容積・占有面積が最も小さい。今回市場に投入される1000kWの機種は高圧側でより大規模な変圧器を利用できるため、発電設備全体の高効率化に寄与する。