2013/05/21 ニュース
ノーリツ、高効率の太陽電池モジュールを今夏発売

 

 ノーリツ(兵庫県神戸市)は7月10日、住宅用の多結晶太陽電池モジュール「PVMDシリーズ」を発売する。PVMDシリーズは出力205W、モジュール変換効率15.2%と国内最高水準を実現した商品で、高効率セルと太陽光の反射を低減するARコートガラスの採用により、光の損失を抑制。年間発電量が従来比で約5%アップ(約3kWのモジュール設置時)しているという。
 
 また、屋根材に穴を開けずに施工する「キャッチ&ダイレクト工法」を用いた取付金具のバリエーションを追加。雨漏りなどのリスクを低減し、10年間のメーカー保証も付帯している。パネル形状は標準、正方形、長方形など5種類のバリエーションを用意し、顧客の屋根形状に対応させた。国内の住宅用太陽光発電システムの設置件数は、今年は44万件と予想されており、同社は国内市場での事業機会拡大を狙う。