経済産業省が集計した今年2月末時点での再生可能エネルギー導入状況によると、昨年4月~今年2月までの再生可能エネルギー発電設備の導入容量は計166万2000kWとなり、そのうち太陽光発電が155万9000kWと、全体の93%を占めた。
太陽光の内訳では、住宅向けが113万7000kWを占め、非住宅向けが42万2000kWとなった。風力は6万3000kW、出力1000kW超の中小水力は1000kW、1000kW未満のものは2000kWだった。バイオマスは3万6000kW、地熱は1000kWにとどまった。2月末までに認定された新規発電設備は、住宅向け太陽光が124万6000kW(前月比28万8000kW増)、非住宅向け太陽光が1101万2000kW(526万3000kW増)、風力が62万2000kW(5万2000kW増)、1000kW超の中小水力が2万3000kW(2万2000kW増)、1000kW以下の中小水力が5000kW(1000万kW増)、バイオマスが14万7000kW(6万3000kW増)、地熱が4000kW(2000kW増)となった。2月末までに認定を受けた発電設備の設置件数が最も多かったのは、愛知県の2万5072件で、最も少なかったのは秋田県の929件だった。