昭和シェル石油が11月14日に発表した平成29年12月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高1兆4479億7700万円(前年同期比14.6%増)、営業利益405億9000万円(48.7%増)、経常利益446億7600万円(81.8%増)、当期利益192億1400万円(71%増)の増収増益となった。主要3事業中、エネルギーソリューション事業の売上高は732億円(19.1%減)、営業損失は59億円(4億円の増益)と減収増益を記録した。同期は、国内市場に販売展開を集中し、宮崎工場で生産中の住宅向け戦略商品「スマシス」を7月に発売した。これと並行して、主力工場の国富工場は、新型CIS薄膜太陽電池「SFKシリーズ」(180W・185W型)を開発。9月から受注活動を開始し、30年1月に発売する。同時に東北工場と宮崎工場での生産を国富工場に集約させ、国富工場の多機能化を推進する。電力事業では、9月から電力の販売地域を拡大し、高圧・低圧の両方で顧客基盤の拡大に注力した。通期は全社で売上高2兆800億円(20.5%増)、営業利益810億円(74.5%増)、経常利益900億円(88.1%増)、当期利益520億円(207.3%増)と大幅な増益を見込んでいる。
2017/11/15 ニュース
全社は増収増益も太陽光関連は約20%の減収 昭和シェル石油
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