2017/11/15 ニュース
サニックス、太陽光関連の四半期売上高が約30%減

 サニックスが11月13日に発表した平成30年3月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高241億6200万円(前年同期比2.2%増)、営業利益1億3800万円(33.9%増)、経常損失2900万円(前年同期は2億200万円の経常利益)、当期損失1億5500万円(1億4600万円の当期損失)と、前年同期と同じく最終損失となった。主要4事業中、同期のソーラー・エンジニアリング事業部門は売上高87億1600万円(27.2%減)、営業利益9億3700万円(143.3%増)の減収増益だった。経営合理化や材料原価の低減、人件費の減少などの施策で営業利益は大幅増益となった。その反面、改正FIT法の施行などで、産業用太陽光発電の施工、設置案件が減少し、大幅な減収となったという。環境資源開発事業部門では、売電収入が74.9%増となったことなどから、売上高は101億4900万円(29%増)と増収を確保した。しかし、苫小牧発電所で隔年の法定点検と毎年の定期修繕を実施したため同発電所からの売電収入が減少し、5700万円の営業損失(5億7700万円の営業利益)となった。通期は全社で売上高476億8000万円(6.4%減)、営業利益12億1000万円(16.7%増)、経常利益10億9000万円(20.2%増)。当期利益8億1000万円(94.7%増)と大幅な増益を見込む。