日立化成が10月25日に発表した平成30年3月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高3198億6400万円(前年同期比24.4%増)、営業利益196億8400万円(22.5%減)、四半期利益170億1000万円(0.8%増)、当期利益167億6800万円(増減なし)の増収となった。同期は、環境対応自動車向けのリチウムイオン電池用カーボン負極材が販売増となった。このほか、イタリアのFIAMM Energy Technology S.p.A.を前年度の第4四半期に、今年度の第2四半期にタイのThai Storage Battery Public Company Limitedをそれぞれ連結子会社化したことなどで、蓄電デバイス・システムも増加。売上高は好調に推移した。ただし利益面では、コンデンサカルテルに関する係争中の案件を抱えているため、前年度並みとなった。通期は売上高6700億円(20.9%増)、営業利益510億円(4%減)、当期利益405億円(0.8%増)と増収増益の見込み。
2017/10/26 ニュース
カーボン負極材などが牽引し四半期売上高約25%増に 日立化成
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