日清オイリオグループとJFEエンジニアリング(JFEE)は10月13日、日清オイリオの全生産拠点でエネルギーの調達から供給までを最適化することで基本合意したと発表した。両社が日清オイリオグループのエネルギー融通の仕組みを全社的に検討し、エネルギー調達から供給までを抜本的に見直して合意したもの。合意内容は、JFEEが日清オイリオの横浜磯子事業場、名古屋工場にコージェネレーションシステムを設置し、オンサイト型のエネルギーサービスを提供する。これで得られる電力と、JFEEの保有電源や送電ネットワークを使って、日清オイリオの堺事業場、水島工場にも電力を供給する。これらの計画で、日清オイリオの全生産拠点で消費する電力を安定的に確保する。この最適化で、日清オイリオはCO2排出量を約17%(2015年度比)削減できる見込み。エネルギーの調達費用も削減できる見通しという。両社は今後、グループ会社を含む日清オイリオのその他生産拠点、事業所などにも最適化を拡大することも検討する。
2017/10/16 ニュース
JFEE、日清オイリオグループのエネルギーフローを最適化
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