2017/10/12 ニュース
環境省、中小水力発電の実証対象技術を2次募集
 環境省は10月10日、今年度の環境技術実証事業で、中小水力発電技術分野での実証対象技術を2次募集すると発表した。10月27日まで応募を受け付ける。今回の対象技術はおおむね出力100kW未満で、「水の位置エネルギーなどを活用し、渓流、河川部、排水路などの流量と落差を利用して小規模、小出力の発電を行う技術等」とされている。実証試験の手数料など関連費用は申請者が負担する。実証の申請書などは、実施期間の小水力開発支援協会(〒170-0002 東京都豊島区巣鴨2-11-4 第三高橋ビル8階、TEL:03-5980-7820、FAX:03-5980-7065、E-Mail:info@jasha.jp)に提出する。環境技術実証事業は、適用が可能でも、環境保全効果などが評価されていないために普及していない先進的技術などを第三者が客観的に実証するもの。その実証する手法・体制を確立し、環境技術の普及促進と環境の保全、環境産業の発展を目指す。中小水力発電分野では平成25年度から実施されている。