2017/10/12 ニュース
インドネシア地熱IPP事業で110MWの2号機が稼働 国際石油開発ほか
 国際石油開発帝石は10月10日、インドネシアのサルーラ地熱IPP事業で発電設備の2号機が稼働したと発表した。先に稼働している1号機(出力約110MW)と合わせると、総出力は約220MWとなる。最終的には2018年に稼働予定の3号機と合わせ、330MW体制となる予定。このプロジェクトは、2014年から同国の北スマトラ州サルーラ地区で実施されている。1・2号機で発電する電力は、インドネシア国営電力公社に30年間の契約で売電される。竣工・稼働中の1・2号機は、発電事業会社のサルーラオペレーションズが運営する。サルーラオペレーションズの株主構成と出資比率は以下の通り。
 ▽九州電力(25%)、▽伊藤忠商事(25%)、▽PT Medco Power Indonesia(18.9975%)、▽同社(18.2525%)、▽Ormat Technologies, Inc.(12.75%)