2013/05/15 ニュース
東芝三菱電機産業システム、PCS受注容量が1GW超に

 

 東芝三菱電機産業システムは、今年4月時点で大容量太陽光発電システム用のパワーコンディショナー(PCS)の平成24年度受注容量が1GWを超えたと発表した。 
 
 同社は、昨年7月からFIT制度がスタートしたことを受け、生産能力の増強や拡販体制の構築を進めた。発電量に影響する制御性能や、高効率特性などの製品力が評価され、受注量が増大。このため、今回受注容量1GW超を達成できたとしている。前年度の受注では、メガソーラー向けが大部分を占めている。一方、出荷実績は472MWとなり、出荷時期は今年1~3月の期間に集中した。これを追い風に、同社は今年度2GW以上のPCS生産を見込み、現在の生産能力年間1.5GWを7月に2GW超に増強する。