2013/05/15 ニュース
富山県、北陸ポートサービスをバイオマス発電事業者に内定

 

 富山県は、3月から募集していた県の木質バイオマス発電施設整備事業で、支援対象事業者に北陸ポートサービスを選定した。北陸ポートサービスは今後、地元と建設地点を調整後、出力5700kW、燃料となる間伐材などの木質バイオマスを年間約6万t使用する発電プラントを県内に建設する。完成と稼働開始は平成27年4月を見込んでいる。県はこの事業に14億円を予算に計上している。
 
 同事業では、3月27日に募集要項を発表し、実施候補者を募っていた。4月5日の締め切りまでに3社が名乗りを上げ、5月8日にプロポーザル審査会を開催。北陸ポートサービスの提案が最優秀提案とされ、今回の内定となった。北陸ポートサービスは、射水市片口に他のバイオマス利活用施設を既に所有、稼働させている。