2017/09/11 ニュース
MHPS、ボイラーを納入した南アの石炭火力発電設備が稼働

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は9月7日、南アフリカ共和国の石炭火力発電設備向けに受注したボイラーの1号機を納入したと発表した。このボイラーは、2007年に受注した総出力960万kWの大型石炭火力発電プロジェクトに使用される超臨界圧ボイラー。今回は通算して3基目の引き渡しとなり、1基当たりの出力は80万kW。この案件で建設されるメデュピ、クシレ両発電所に設置される石炭焚きボイラー12基のうちの1基という。両発電設備は同社のアフリカ拠点法人と欧州拠点法人、同国の電力会社エスコムが共同で建設を進めている。