2017/08/07 ニュース
パワコン需要の減退などで電力機器売上高が8%減 ダイヘン
 電源類大手のダイヘンが8月2日に発表した平成30年3月期第1四半期連結決算によると、同期の業績は売上高315億1700万円(前年同期比13.4%増)、営業利益17億5700万円(80.8%増)、経常利益19億4900万円(112.9%増)、当期利益12億5400万円(228.4%増)の大幅な増益となった。主要4部門中、同期の電力機器事業は受注高163億6600万円(12.7%減)、売上高137億3200万円(8.8%減)と振るわず、営業利益も7億5400万円(3億8900万円減)と減益に終わった。再生可能エネルギー関連の投資が踊り場を迎え、太陽光発電用パワーコンディショナーや電圧調整機器などが減少したため減収減益になったとしている。通期は全社で売上高1450億円(7.5%増)、営業利益100億円(14.9%増)、経常利益100億円(12.6%増)、当期利益70億円(12%増)と引き続き増収増益の見込み。