三機工業は7月12日、山形県長井市で建設していた木質バイオマスガス化発電設備が竣工し稼働したと発表した。新設備は、NKCながいグリーンパワーから昨年5月に受注していたもので、年間発電量は1480万kWhという。燃料には未利用木材や一般材を年間2万6000t使用し、発電過程で発生する木質タールは、蒸発・濃縮させて全量を燃料に利用する。エンジンやタール燃焼装置から回収する温水は、新設備で利用する。余剰分は近隣の農業施設などで有効利用することを検討している。この案件では、ガスエンジン発電機は日立パワーソリューションズ製のもの、木質チップ製造設備は富士鋼業製のものをそれぞれ採用した。
2017/07/14 ニュース
三機工業、山形県のバイオマス発電設備を竣工
2017/07/14
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