2012/08/30 ニュース
京セラ、丸紅、若築建設が共同でマーシャル諸島の国立病院へ太陽光発電システム設置。

京セラ(久芳徹夫社長)は

丸紅(朝田照男社長)と若築建設(菅野幸裕社長)と共同で、

マーシャル諸島共和国のマジュロ国立病院(マジュロ市)へ、

同国最大となる208・98kWの太陽光発電システムを供給した。

同システムの年間発電量は257,446kWhと予測され、

これにより年間約81tのCO削減につながる見込みとしている。

 

今回は、1枚あたり215Wの太陽電池モジュールを972枚使用した。

また、同国は貿易風が強いため、それに耐えられるように、

太陽モジュールの裏面にサポートバーを施して、耐風圧性能を高める工夫をしている。

 

このプロジェクトは、政府開発援助(ODA)によるもので、

同国のディーゼル発電の一部を再生可能エネルギーに代替することで、温室効果ガスの削減を支援するもの。

京セラは1984年に開発途上国向けのODAプロジェクトとして、

太陽電池の供給を担って以来、これまでODAプロジェクトで累計約40件、

合計3,000kW以上の太陽光発電システムをアジア、アフリカ諸国に供給している。