2012/08/30 ニュース
JOGMECは三菱商事のカナダシェールガス開発を債務保証。

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、河野博文理事長)は10日、

三菱商事の子会社カットバンク・ドウソン・ガス・リソーシズ・LTD

(カナダ・アルバーター州カルガリー、宮崎信也CEO)が

カナダのブリティッシュ・コロンビア州モントニー地域で推進するシェールガス開発事業について、

債務保証対象事業として採択し、関連契約を締結した。

 

この債務保証はCDG社に対して、三菱東京UFJ銀行、みずほコーポレート銀行が貸付を予定している

合計限度額19・5億カナダドルを対象とするもの。

CDG社は2012年2月に、カナダ最大手の天然ガス事業者エンカナ・コーポレーションから、

モント二―地域でのシェールガスを中心とした天然ガス開発プロジェクトを推進する

カットバンク・リッジ・パートナーシップの40%権益を取得した。

また、三菱商事はシェルカナダ、韓国ガス公社、中国石油天然気とともに、

ブリティッシュ・コロンビア州キティマット港周辺で、

年間1200万㌧の液化能力を持つLNG基地を共同で開発する計画を発表しており、

JOGMECではこれらの事業を支援している。