応用電機(本社・京都市左京区、茶屋誠一社長)は
浜松工場(浜松市)と熊本工場(熊本県菊池市)の敷地内に、
出力合計約2・4MW(浜松工場約1・6MW、熊本工場役0・8MW)の太陽光発電所を建設する。
発電分全量を中部電力、九州電力に売電する計画で、難関約1億円の売電収入を見込んでいる。
着工は浜松が本年10月、熊本が11月で、来年3月に稼働を目指す。
同社は、浜松市の新エネルギー推進事業本部と協議し、
浜松工場敷地内の一部と工場の屋根に太陽光発電所を建設することを決定した。
京セラ製太陽光モジュール約6600枚を設置する。
また、熊本工場では敷地内の一部と工場の屋根に太陽光モジュール約3300枚を設置する。
両工場を合わせた年間発電電力量は一般家庭約650世帯分に相当する約240万kWhを想定し、
年間約1,000tを超えるCO2削減効果を見込んでいる。
なお、応用電機は1960年京都で創業、熊本、浜松に工場を開設した。
半導体や電子部品の検査装置や関連するメカトロ機器、
CMOSイメージセンサの検査用光源装置等の受注生産を主軸とした製造受託事業を展開しており、
太陽電池モジュールの検査装置や太陽光発電の計測機器も手掛けている。