エア・ウォ―ター(大阪市、青木弘会長CEO)は7月7日、
北海道苫小牧市の「北海道総合ガスセンター」で、LPガス仕様10KW移動電源車の公開を行なった。
公開に先立ち、同社生活・エネルギーカンパニー長の赤津敏彦専務から開発の意図や、
今後4~5台を全道に配備するとの計画が発表された。
公開された移動電源車は、地震による津波などが発生しても、
LPガスの充填所やユーザー施設に電力を供給できる特徴がある。
移動電源車の仕様は、全長6・058m×全幅2・058m×高さ2・409mで、
総重量は6・8t。発電機は米国コーラ―社製125kVAタイプ。
使用燃料はLPガス。二相交流200V,電灯・交流100V/200V。
分散型エネルギーLPガス仕様で、最大100KWまで充電可能、
LPガスホースやケーブル類の接続を工具不要にし、発電まで10~15分、
病院、公共施設、ガス充填所など重要施設向け電源接続盤も併せて開発、
バッテリー喪失時に対応し太陽光発電システム搭載など、さまざまな特徴を持つ。