2012/08/09 ニュース
PALTEK、ガス発電機と蓄電池組み合わせた「バックアップ電源システム」発表。

PALTEK(横浜市、矢吹尚秀社長)では、

本田技研工業の家庭用ガス発電機「エネポ」と、

ソニービジネスソリューション製のリチウムイオン電池を組み合わせた

「バックアップ電源システム」を開発した。

 

発電機で追加充電を行いながら、蓄電池からも電力を供給できるため、

停電時でもサーバー等の重要な機器を無瞬断、かつ長時間にわたって継続使用できる。

リチウムイオン電池は最大2・4KWの電力量を蓄電でき、負荷電力が800Wの場合で

約2・5時間、500Wなら約4時間の電源供給が行える。

ガス発電機は2台を並列運転して使用する。燃料にカセットボンベを使用することにより、

ガソリンなどと比べて備蓄、交換が安全かつ手軽に行える。

電池は内蔵タイマーで充電時刻と放電時刻を設定できるため、

夜間充電した電力を昼間利用するピークシフト用途としても使用できる。

システムの価格は約250万円だが、東京都「自家発電設備導入費用助成」や

経済産業省「定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業費補助」の対象となる。